暑くなってきたから、子供たちが水遊びしたいって…
安全に遊ぶにはどうしたらいいんだろう?
気温が高くなってくると、水遊びは涼しくて楽しいですよね。
水遊びは子供にとって、すごい楽しい遊びで、目をキラキラさせて遊びます。
子供を楽しく遊ばせたい。
ただ、楽しいからケガをしていもいいとはならないですよね。
そして、ケガだけですまないような事故が起こってしまっては、楽しい水遊びが悲しい思い出になってしまします。
今回は子供が水遊びしている時、親に気をつけて欲しいことを説明していきます。
この記事を読んで分かること
- 水遊びで子供を安全に遊ばせるために守ること
- 水遊びでの子供のケガを防ぐ方法
水の事故は年間400件〜500件発生してるんだ…
自分には関係ないと思わず、予防を知って、事故に遭わず楽しく遊んでね。
水遊びで親が絶対守るべきこと
まず最初に必ず守って欲しいことは
それは
絶対に目を離さない!
子供の年齢にもよりますが、大人が近くにいることは何よりも大事なことです。
海、川、プール、ビニールプールと水遊びにはいろいろあります。
特にまだ園児や小学校低学年の子供は必ず親元で遊ぶようにしてください。
もちろんそれ以上の年齢でも危険はあることは忘れないでください。
出動した現場の多くは、遊びに夢中になって親の目から離れてたところで起こっています。
絶対目を離してはいけません。
まだ判断ができない子供を一人で遊ばせるのは危険です。
ずっと子供から目を離さないのは難しいのは分かります。
しかし、何かしないといけなくて離れる際は、子供を水からあげておいてください。
その数分が大きな後悔にならないように。
子供が溺れる時は、「助けてー」と言う声が聞こえて気付いたという事案はほとんどありません。
数秒間はバタバタしますが、遊んでいるのと見分けがつかないことが多く、溺れる時は静かに溺れます。
離れていて聞こえなかったということがあるかもしれませんが、本能的溺水反応と言う溺れるときには声を出さないということが考えられます。
イメージとしては本当に怖い時に声がでない時と考えてください。
だからこそほんのちょっとだからいいかと思わず、離れないようにしてください。
楽しく川遊びするための4つのポイント
水遊びにはいろいろありますが、コロナの影響で海やプールで遊ぶ機会が減っているので、今回は川遊びで安全に遊べるようにお伝えします。
1 ライフジャケットの着用
水難事故においてライフジャケットを着用することで事故のリスクは格段に下がります。
安全のためにぜひ着用してください。
子供によっては嫌がるかもしれないですが、命を守れる確率は格段に高くなることは間違いありません。
子供の成長は速いので、買うのは…と思われるかもしれません。
そういった場合は、レンタルをしている場所も増えてきているので借りて使いましょう。
高額のものではないので、子供の安全を考えるなら、体格にあったものを購入することをオススメします。
2 すべりにくく、脱げにくい靴を履かせる
川は歩き慣れていないと、驚くほどすぐ転びます。
転んで慌ててしまい水を飲んでしまったり、転倒して頭などを打って怪我をすることもあります。
また川底に尖った石や、割れた瓶などが落ちていて、怪我することもあります。
プールとは違い裸足には危険が多いので、靴は履かせておいてください。
また脱げた靴を追いかけて、危ないところに近づいてしまうこともあるので、脱げない靴にしてください。
3 流れが速い場所や深い場所を先に確認しておく
川の流れは複雑です。
穏やかに見えていても、急に流れが早くなることがあります。
蛇行している川であればカーブの外側の流れが速くなったりします。
また地形や川底の岩などで複雑な流れを作り出していることもあります。
子供がそれを自分で判断することはできません。
自分が入って確認しておくことが一番ですが、それができないなら、他の人が遊んでいるのを確認したり、浅瀬で遊ばせるように見てあげてください。
4 天候に注意する
雨が降ったら、早めに遊びをやめるようにしてください。
川の水かさは予想以上の速さで増えます。
遊んでいる所では、雨が降っていなくても上流で降っている場合もあります。
雷や黒い雲が上流で見えた場合は急な増水の可能性が高くなります。
10分程度で水位が1m上がったということもあります。
今はスマートフォンで雨雲を見ることができるので、確認しておけばでさらに安全です。
子供への予防
水遊びに限らずのことですが、水遊びでは特に注意が必要なことを伝えます。
体調不良の時で遊ばないこと
体温や顔色など、子供の様子をしっかり見てあげてください。
また水遊びは子供が思っているより体力を使うので、時間を決めて疲れてきたかなと思ったら早めにやめさせる。
また水遊びの後はゆったり過ごすようにしてあげてください。
約束事を伝える
子供は夢中になって遊んでしまうので、伝えたところで忘れてしまうかもしれません。
ただ安全に遊ぶことを学んでもらうという意味でも危険なことをしないための約束事はしておいてください。
親が目を離さないことはもちろんですが、子供にも「遠くに行かないように」と必ず声をかけておいてください。
妙な自信をつけさせない
これが子どもによっては一番大切なことかもしれません。
何度か遊んでいると、川で遊んだって大丈夫。
親がいると色々言われちゃうから、近くの川で自分達だけで遊んでしまおうぜとなってしまうことが最も恐ろしいです。
親がいる時以外では遊ばないように教えておくことは何よりの予防対策です。
最後に
川遊びは子供にとって、五感を刺激し、ダイナミックに遊べる楽しい遊びです。
遊んでる時、子供は本当にキラキラした笑顔で遊んでいます。
ただやはりどの遊びにもリスクはあります。
水難による事故は年々減っています。ただ0になっている訳ではありません。
ほとんどの事故が注意していれば防げた事故です。
最後に繰り返し伝えます。
目を離さない!
大人がしっかり危険を認識し、そして何かあった時に対応できる距離で、楽しく遊んでいる子供を見守って、安全で楽しい水遊びをしてください。
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