ニュースを見てると、台風が住んでるところに当たりそう。
何か対策しておくことはあるかな?
ここ数年、台風や豪雨による災害が立て続けに起こっており、雨に対する不安は年々大きくなってきています。
日頃の備えは万全という人も、備えていない人もいると思いますが、備えているかいないかは非常に重要です。
今回は後数日で台風がせまってる時の、家の備えと点検について具体的に伝えていきます。
日頃の点検も大事だけど、迫り来る台風に備えて、もう一回家族の安全のためにチェックしてね。
水害に絶対必要な心構えは別記事で説明します。
台風が来る前の家の庭や外側の必要な備え
台風は来ることが分かるよね。
だから早めに取りかかることが大事だよ。
庭や周りを片付けておくことで被害は軽減されることがあります。
簡単なことから順番に具体的に説明していきます。
風で飛びやすいものの片付け
家の周りに置いてあるものは、基本的に全て家の中に入れてください。
マンションだからって安心してはいけません。
ベランダや玄関前などに物は置いていませんか?
必ず自分の目で確認をしておくことが大事です。
子育て世代の方は自分が置いてなくても、子供が置いてしまってることがあるから、確認は必須です。
ベビーカーや三輪車などは、家の中に置いておくと窮屈だと外に出している家庭もあるでしょうが、この時ばかりは、必ず家の中や飛ばない場所に移動させておきましょう。
植木鉢や最近だと宅配の受け取りボックスなんかも飛んでいく危険があるよ。
スコップやジョウロ、ビニール傘なんかも小さいからと安心ぜずに家の中に入れてね。
洗濯関連の外置き品の片付け
庭やベランダで洗濯物を干している家庭は、ハンガーや洗濯バサミなどの洗濯小物や物干し竿は家の中にしまってください。
物干しロープを使ってる家庭は少し手間かもしれませんが、取り外すことをオススメします。
ロープに風で飛んできたものが引っかかり、ロープ自体が切れてしまったり、引っ掛かることによって近くにあるものが壊れてしまう可能性があります。
物干し台も倒しておくのを忘れないでください。
特に危険なんのは屋外の洗濯機だよ。
風が強い台風は車が吹き飛ぶようなこともあるから、洗濯機も飛んでいってしまってすごく危険だよ。
屋外の洗濯機は転倒防止のために、固定するか、洗濯槽に水を満杯にしておもりの代わりにして吹き飛ぶのを防いでください。
自転車の片付け
風で自転車が倒れているのを見たことはあるかな?
台風だと、倒れるどころか飛んでいく可能性があるよ。
できる限り屋内にしまってしまおうね。
台風の場合は吹き飛ばされて、ブレーキやハンドルが歪んで使えなくなることもあります。
電動アシスト自転車は、特に衝撃等を受けると壊れてしまうことが多いから特に注意が必要です。
どうしても屋内には置けないと言う場合は、なるべく風の影響を受けにくい壁際等に置いて、倒しておきましょう。
紐やワイヤーなどで固定しておければ、さらに安全です。
雨水にさらしてくないから、自転車やバイクにカバーをかけてしまう人もいると思うけど、台風の時にカバーをかけても、飛んでいって危険だし、カバーが風を受けて余計倒れる危険が増えるから注意してね。
オススメはしませんが、どうしてもカバーをかけたいなら、バンド等でカバーが強風に煽られないようにしっかりとめてください。
見落としやすいガスボンベと室外機の点検
これまで紹介したものは、容易に飛んでしまうことが予想できるのでする人も多いでしょう。
しかし、ガスボンベや室外機は普段から飛ぶなんて思わないので、気にしてない人も多いかもしれません。
実際、台風の現場でプロパンガスが転がってるから、不安だと言った通報や、室外機が風で飛んで、穴が開いて困ってるって通報があったよ。
他にも2階に固定してた室外機が落下したと言う事案も報告されているよ。
家庭でプロパンガスを使用している場合、ボンベが倒れたり、水で流されないように、チェーンや金具等がしっかり固定されているか念のため確認しましょう。
周囲にものが置いてあると、配管等に当たって配管が傷ついたり、外れたりすることもあります。
近くのものを整理しておくようにしておきましょう。
室外機も同様にしっかり固定されているかの確認をしておきましょう。
特に2階に固定されているものは、なかなか手間で点検ができていない場合が多いため、金具等が緩んでる可能性が十分考えられます。
心配な場合は、業者などに点検を依頼するのも検討してください。
雨どい、側溝、排水口の詰まりの点検
血風のあまによる浸水被害には、雨どいや側溝、排水溝にゴミが詰まっていて、流れが悪くなって起こることもあるよ。
この機会に掃除して、水が流れるようにしておこう。
特に側溝に、土が溜まっていると、道路があっという間に浸水して、自宅に水が侵入してしまうことがあります。
なかなか手間がかかることではありますが、その手間を惜しんだばかりに大きな被害を受けることがあります。
直前の確認もですが、定期的に掃除を行い、土が溜まっている場合はしっかり取り除いてスムーズに水が流れるようにしておきましょう。
雨どいなどの高いところの点検で、落下してケガしないようにくれぐれも注意して作業してね。
ガレージや自家用車も油断せず備える
台風の時、意外に多いのがガレージの破損です。
カーポートの屋根が飛んでしまったと言う事案は多く発生しています。
屋根がなくなると困るのはもちろんのことですが、屋根が飛ぶと非常に危険です。
なかなか見ただけでは難しいとこではありますが、不安に思う場所ほどの劣化がないかの確認はしてください。
浮き上がってしまうような場所がある場合、簡単に直せるならすぐ直し、手が掛かるなら早めに業者に依頼をかけましょう。
家の駐車スペースに車庫やシャッターがない場合は、自家用車は壁側にフロントガラスが向くように停車しておくと、被害を最小限に抑えることができます。
万が一、車に破損があっても、フロント部分が無事であれば、走行することは可能です。
フロント部分を守ることができる止め方をしておきましょう。
また上記でも説明していますが、車の周りに風で飛びやすいものは、必ず片付けておきましょう。
植木等で枝が強風で煽られて当たることもあります。前もって枝を切っておくことも被害防止につながります。
車を買ったばかりだったり、どうしても車を傷つけたくない場合は、立体駐車場に避難させる方法もあります。
駐車料金はかかりますが、立体駐車場は車を守るには適しています。
ただし、同じような考えの方もいて、立体駐車場は混みやすいし、もし駐車するにしてもギリギリになるので、徒歩や交通機関を利用して帰ることになります。
なるべく余裕をもって行動してください。
駐車場といっても地下駐車場は絶対にダメだよ。
大雨の時には水没して、車が壊れちゃうよ。
マンションの駐車場は地下のパターンも多いから気をつけて。
地下の場合は、屋外タイプでもいいから他の駐車場に避難させておいた方が安心だよ。
屋根の瓦、トタン板などの破損の点検
新しい家であれば、あまりチェックする必要はありませんが、長年住んでいる家の場合は、点検をしておきましょう。
なかなか見ても分かりにくいと思いますが、
チェックポイント
- 屋根の瓦は浮いていないか
- トタン板や金属板が錆びて穴が空いていないか
といった点は確認をしておきましょう。
不安なところがあるなら、あらかじめ修理するか、なるべく早めに業者に依頼し、応急処置を依頼しましょう。
屋根に何かしらの不備がある場合は、自分でやると怪我のリスクも高く、屋根を傷つけてしまうこともあるので、業者に依頼する方が安心です。
最後に
台風や豪雨は完璧ではないものの、あらかじめ来ることが予想できることです。
「予想ほど大きな被害は起きないだろう」と思ってしまいがちですが、油断している時こそ災害は起こります。
特に家の修繕は、仮に台風が来なかったとしても、他の災害に対しての防御にもなります。
子供がいると子供で手一杯になってしまって、何か動こうと思ってもできなくなります。
今回の記事をきっかけに予防に取り組んで見てください。
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